ブリヂストンタイヤ 全日本名阪ラウンド直前テストに参加させてもらいました

「ヘタッピ〜」のコーナーにも書いたのだけど、ブリヂストンタイヤ 全日本名阪ラウンド直前テストに参加させてもらいました。ただし、僕はあくまでも“テストに混ぜてもらった”わけで、実際に新しいタイヤをテストさせてもらったりするわけではないので、ブリヂストンタイヤの方に“速さをアピール”することがとても重要。あと、変更した駆動系の確認もするスケジュール。

駆動系は、西尾さんと話し合って、名阪用にファイナルを 4.785 → 4.4 に変更。1速の守備範囲を広げることにした。それに加えて、小回りコーナーでの LSD のレスポンスを上げるために、シムを追加して厳密にゼロクリアランス設定にした。
上記のようなギヤ比から、高回転を多用することになるので、オイルもより高回転向けのパワークラスター 5W-50RS コンプレックスエステルにした (逆に低いファイナルだと、1 つ上のギヤを使うので、低速トルクの出る 15W-50RS が向いているのだけど)。パワークラスターは、0W-20、0w-30、0w-40、10w-30、…(多いので中略)… 15W50 とコンプレックスエステルだけで多くのバリエーションがあるので、自分でブレンドをしなくても、簡単にチョイスできるのがメリット。

この設定がドンピシャで、N2 トップタイムを出せた。
1本目から、タイムがばらつかず、路面がよくなるにつれて、ちょっとずつタイムが上がっていく、という良いパターン。
今回のコースは、360度ターンと270度ターンがあったのだけど、“例の” 特注 AXIS リアパッドのおかげでターンも百発百中で決まり、気分い〜い!!
もう、どれだけでもまわして〜って感じ(笑)  AXIS の大原チーフ曰く「そりゃ良いに決まってんじゃん」(笑)
あれだけターンがへたくそで苦労したのが嘘のよう。何より良いのは、これだけサイドが利くのに、フットブレーキでリアがロックしにくいのがすばらしい。もちろん、Pバルブは '98 Spec 用のままですよ〜
もちろん、これには、スライドコントロールを容易にする (リアのピーキーさをなくす) “西尾セッティング”が大きく利いてもいるんですが。

今日はもちろん、ブリヂストン テクニカルアドバイザーの西出喜宏氏も来られていたので、帰り際に「今日は、僕は西出さんにアピールできましたか?」と訊いてみた (ご本人に訊くのも変だけど(笑))。
「そりゃもう、十分アピールしてたで。6月と8月にもテストをするので、そちらも参加してくれ」とのこと。
やったーっ!
でも、最後に「この走りを決勝でやってくれ」と。
あ、それって、鈴鹿のときのことですね・・・す、すみません・・・
今年は見ててくださいよ〜

(次回に続く・・・)

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