■ 北海道ラウンド

もてぎはお休みだったので、久しぶりとなる北海道ラウンド。
N2 クラスは、またもやマツモトビン選手と黒岩選手の一騎打ちに、開幕戦から連続入賞を続けているブリヂストン若手の星、和田選手がからむという展開。
結局、黒岩君が今期待ちに待った初優勝。(おめでとう!!)
2位にさすがのマツモトビンさん。3位に和田君。4位は公開練習の1本目にぎりぎり間に合い、慣熟歩行なしで公開練習を走った福永師匠が入りました(個人的には福永さんの復調は嬉しい限りです)。

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僕はといえば・・・菅生に続き、またまた惨敗。 悪いところはわかってるんだけど・・・

公開練習では大失敗こきながら8位。もちろん満足できる順位じゃないけど、いつもながら、決勝はもっとひどい。

ビデオを見ても悪いところは一目瞭然。
「成績出さなきゃ」って焦って、コーナリングの見積り速度を高く設定しすぎて立ち上がりでラインがずれる、と、その後は「取り返さなきゃ」って焦って見積り速度がより高くなり、また立ち上がりでラインがずれる・・・という悪循環。
「ヘタッピ」のコーナーの「勝ち癖」でも書いたけど、“ちょうどいい具合”がわかんなくなってる。

コーナー進入時にヨーをきっちり発生させてコーナーに入る、という走り方も、自分の走りに疑心暗鬼になってから以降、自信を持ってヨーを発生させられなくなってる。

人間、自信を失ったら本当に弱いもんだね。たった一言で、調子崩して戻せなくなるんだもんね。
・・・あ、それは俺が弱すぎか?(笑)

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帰りのフェリーの待ち時間、以前の北海道遠征でお世話になったリキーズハウスという喫茶店に立ち寄った。久しぶりにマスターやママさんとのんびり話をして、ママさんの手料理をご馳走してもらって、少しへこんでいる気持ちから立ち直ってきたときに、昨年のN2チャンプのマツモトビン選手から電話をもらった。
あまりにも僕がひどい状況だったので心配していただいたようだ。
話の中でとてもいいアドバイスをいただいた。

「そういう時は、まず100%で走ってみて、次に80%くらいで走ってみる。それでタイムを計ってみて、徐々にいいところを探してみるといいですよ」

さすがマツモトビン選手。“ちょうどいい具合”を見つけるコツを知ってる、って感じです。
このことを頭に入れて、繰り返し練習するしか、この悪循環を断ち切る方法はないね。

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次は IOX。苦手なパイロンコースだけど、もう失うものは何もないしね(苦笑)

(次回へ続く!)

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