コース設定について思うこと

11/3 の Axis カップ VTEC-FREAK.NET グランプリ 2004 が迫っていますが、今回のコース設定でも一番苦労しているのは、「安全なコースにすること」です。
向かって右奥のヘアピンを最後まで使わないのも、クラッシュすると大きな事故になるからです。

「クラッシュぎりぎりで走らないとタイムが出ない」コース設定には、僕は反対です。
ジムカーナのような、草の根モータースポーツでは、あくまで趣味でやっている人がほとんどですし、「日常の足となっている」車のローンが残っている人や、車を壊したらもうモータースポーツをやめなくてはならない人も多いわけで、そういったエントラントに配慮したコース設定が絶対条件だと思います。
やっぱり、競技終了後に「楽しかったね」と笑って帰ってほしいですから。

理想のコースは、「ラインを外してもクラッシュはしないが、タイムががくっと落ちるので、勝負にならない」というコースです。
つまり、「クラッシュのリスクは低く、タイムダウンのリスクが高い」コースです。

Axis カップ VTEC-FREAK.NET グランプリ 2004 のコースは、現在公開しているコースは、ストレート上のシケインがないコース図ですが、実際の走行では、ストレート上にシケインを設定する予定です。
(特にウェット時には、より低速なコースにする予定です。)

(次回に続く…)

ヘタッピ  プロフィール:

インプレッサで本格的にジムカーナを始めるが、1ヶ月でトランスミッションを3回破壊し、シビック タイプ R への買い替えを決める。
翌 98年から JAF 戦を追いかけはじめ、へたくそなりに2000年にはJMRC近畿フレッシュマンシリーズで満点チャンピオンを獲得。
2003年はナンバー付き車両で JAF 近畿地方選手権 S1 クラスに参戦。前半4戦終わった時点で、
優勝1回、2位1回、4位1回、リタイヤ (デスビトラブル) 1回。