■勝ち癖?
地区戦のサービスでいつも手伝いに来てくれているS田君が、先日の近畿のミドルシリーズで初の表彰台に上りました。
いやぁ、おめでとうさんです。
今回、S田君はN2クラス3位だったので、「勝った」訳ではないけれど、これって、本当に重要だと思います。
偉そうな言い方になって恐縮ですが、僕も初めて表彰台に乗るまでは、自分でも結構上手く走れたなと思うところもあれば、ミスしたところもあり、気が付いたら中盤以下で落ち着いてた、ってことばかりだったんですね
。
「当時は、『こいつはずーっとフレッシュマンで真ん中くらいにいるタイプやな』と思っていたよ。
」
これは、後になって、当時メンテしてもらっていたショップの人から聞いた話です。
でも、一旦表彰台に上がると、「あ、このくらいで走れば、ここに来れるんや」ということが分かって、「そのシリーズで表彰台に上がる走り」ができるようになりました。
それまではどのぐらい攻めれば表彰台に上がれるのか、見当が付いていなかったので、
とんでもなく攻めすぎたりとか、逆に抑えすぎたりとかしてたんです。
それが、一旦、「この程度」という走りの目安ができれば、次からはその程度で走ることが随分楽にできるようになりました。
あとは、その「目安」を高めていけば良いわけですから、真っ暗闇の中で、戻った方が良いのか進んだ方が良いのかわからない中にいるより、ずいぶん楽になりますよね。
ですので、まだ入賞できずにいるビギナーの人は、とにかく本当にローカルなイベントでも良いですから、あきらめないで
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シーズン追いかけてみてください。一度、表彰台に乗れば、きっと流れが変わると思います。
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