1年の成果

先日、いつも「ドライバーを一皮剥くぞ」練習会に来てくれているY君から、舞洲の練習会に出る、という連絡をもらったので、いつも来てくれている“恩返し”に、生活指導 (?) がてら行ってきました。

思い返してみれば、Y君は、昨年の11月末にウチで主催した記念すべき第1回の「ドライバーを一皮剥くぞ」練習会への参加が、“初めての練習会”だったんですよね。

それが、「1年練習しただけで、これだけ上手になるんだ〜」と感心するくらい、上手になってました。ホントに。
1年前、ぼろぼろの AE92 で闇雲に(失礼)走っていた同じY君と思えない。今年から、DC2 に乗り換えて、「ドライバーを一皮剥くぞ」練習会を皆勤賞でがんばった甲斐があったね。
午後からは、レギュラーラジアル最速タイムを出す勢い (しかも、ほとんど“坊主”のような純正ラジアルで)。最終的に、インプレッサに抜かれましたが、LSD 無し+ぼろぼろの純正タイヤの DC2 としてはとても立派なタイム。サイドターンがちょっとロスしている感じはするけど、LSD がないから仕方ない部分もあるかな。サスペンションのセットアップを変更したときの微妙な車の動きの違いも分かるようになってきているし、ホントに上達したねぇ。

「ドライバーを一皮剥くぞ」練習会では、僕の方針で、希望者以外はタイムを計測せず、とにかく“目線の置く場所に注意して、車の動きをコントロールする”練習に専念する、という方法を取ってきたのですが、Y君の運転を見ていると、目線を上手く置けるようになっていて、車の動きがとてもスムースかつ合理的。それがタイムにも結びついてる。今年1年の成果は大きかったね>Y君!

それでも本人的には、自分の思いどおりに車が動いてくれない、と不満らしい。彼は妙に謙遜したり、変なポーズを取ったりしない正直な人間なので、本当に不満なんでしょう。欲深いね(笑)

この調子なら、あっという間に追い抜かれそうです。
そうなってくれたら嬉しいな、と心底思えるようになったのは、歳を取ったからでしょうか?(笑)

(次回に続く…)

ヘタッピ  プロフィール:

インプレッサで本格的にジムカーナを始めるが、1ヶ月でトランスミッションを3回破壊し、シビック タイプ R への買い替えを決める。
翌 98年から JAF 戦を追いかけはじめ、3 年もかかってようやく 2000 年 JMRC近畿フレッシュマンシリーズで満点チャンピオンに。
2003年は JAF 近畿地方選手権 S1 クラスに参戦 (5戦のみ) し、SA1 クラス シリーズ 4 位。
2005 年 JAF 全日本ジムカーナ選手権 N2 クラス 年間シリーズポイント 9 位。