■ “攻めたヤツが最後に勝つ”
今日、ブリヂストン
タイヤ主催の全日本名阪ラウンド直前テストに参加させてもらったのですが、西尾さんの組んでくれた
LSD がとても調子がよく、N2 勢のトップタイムを取ることができました。
走行中、テストに参加しておられた山野選手がパドックから僕の走っているのを見ておられるのに気がついていたので、テストが終わってから、山野選手に僕の走りについて気がついたところを伺ってみました。
「上手いな、と思って見ていたんだけどね。セオリーどおり基本に忠実な運転で良いと思うよ。運転に何か足りないこと?
うーん、しいて言えば、ガッツかな?」
つまり、“攻める気持ちですね?”
「そうだね。『えーっ!それは無理だろ』っていうようなスピードで入ってきて何とかする、というような運転をテストや練習のときからやっておかないとね。やっぱり、攻めたヤツが最後には勝つからね。」
なるほど。
実は、西尾さんからも同じことを言われていたのでした。
「きれいに走れてタイムも出ているので、本番走りとしては文句はないのですが、練習のときは姿勢が乱れてスピンしたりしても良いので、もっと激しく車を動かしてみると良いと思いますよ。『攻めて車が乱れても何とかできる』という余裕が生まれますからね。」
確かに、そのとおりですね。
でも、今日は「死ぬほど攻めた」つもりだったんですが(笑)
タイムを出すだけが練習ではない、ということなんですね。
自分の練習でも、「ドライバーを一皮剥くぞ」練習会でも、このことを忘れずにやっていこうと思います。
(次回に続く…)
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