その後も、中古車サイトで探していたが、なかなかいい出物がない。

出てきても、ちょっと実車を見に行こうか、って気にはならない距離。
前回のこともあるので、やっぱり実車を見ないと不安だしね。

と、そんなある日 (というほど時間経ってないけど)、カーセンサーnet に 良さげな 2000 年の DC2 を発見！
ディーラー系、ワンオーナー、修理歴ナシ、完全ノーマル、走行18,000km。
場所もすぐそこで、見に行きやすい距離。値段もディーラー系にしては、少し低め。
ただ、色が黄色。
今回は、今シーズンまでのような「フルカラーリング」にかける予算がない（寂）ので、ボディ色をそのまま使わざるを得ない。なもんで、スポンサーさんのロゴマークとの兼ね合いから、白が無難で良いのだけど、赤や青（DC2にはないけど）より良かった（青や赤なら現在のスポンサーさんのカラーと完全バッティングしちゃうので）。
この時点で、黄色に合う企業さんに企画書を送りまくることに決定(笑)。

すぐに、その中古車販売店に見積もりのメールをいれ、念のために電話する。
セールスさんも結構感じのいい人で、一安心。

僕（以下、ボ）：「この車、修理歴ナシ、ですよね？」
セールスさん(以下、セ)：「はいそうです。」
ボ：「完全ノーマルですよね？」
セ：「はいそうです」
ボ：「もともと他のパーツが入っていて、元に戻した、って感じですか？」
セ：「いや、まんまそのままのってた、って感じですね。」
ボ：「とにかく修理歴ナシ、ですよね？」
セ：「それは間違いありません。」

試乗を申し出たところ、「車検切れなもので・・・」ということで、一応エンジンの状態を見るためにコンプレッションゲージで圧縮だけ測らせてもらうことにした。

当日は気持ちの良い晴れの日。
いやぁ、なんかいい感じだね〜、っと、実際に見に行ってみると、室内保管。
これではコンプレッションが測れないじゃないか！

「高い車ですし、盗難も多いので。」

ということだった。
ま、エンジンは、購入したらすぐに O/H に出すし、良いんだけどね。
（もっと、ちゃんと確約を取っておくんだった。）

少し低めの価格設定のナゾが、実車を見に行って分かった。
雪国のオーナーだったためか、よーく見ると、塗装が少々荒れている箇所がある^※（おそらく、屋外駐車）。
競技車両なら気にならないが、一般の人なら、やっぱり塗装を気にする人も多いもんね。
僕らにとってはお得な車といえる（もともとそのディーラー自体が中古車販売に力を入れていて低めの設定となっていることもあったようだけど）。
※結局、バフで磨いたら、すっかりきれいになった。

とりあえず、購入を決める前に

「モノコックフレームやメンバー、ラジエーターサポート、リアトランクパネルに修理歴はありません」

という念書を社印入りで書いてもらうことにした。後でもめるのもイヤだしね。

僕（以下、ボ）：「 イワク付きの車、とかじゃないでしょうね。」
セールスさん(以下、セ)：「もー、絶対無いですよ。ほんまに。」
ボ：「もし、なんかあったら、セールスさんのわら人形作りますよー。」
セ：「絶対そんなことないですから、全然かまわないですよ。ほんまに。」

とりあえず、手持ちの１０万円を前金で払って、後は納車時に払うことにした。

後は納車を待つばかり。

さー、いよいよ、車両製作の手配だ。どうなる？？

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