■ 到着

DC2 を引き取ってきた。

これで、ようやく、タイトルにふさわしい内容になるぞ(笑)
(なんかこれまでは、『月刊 自家用車』の「中古車購入:読者のページ」みたいな内容だったもんね。)
とりあえず、時間のかかるエンジン関係とボディ関係をやってもらうため、もう来週には工場に入って、ばらばら状態になる。

今回は、非常に低予算の製作 。(もちろん、今シーズンのような「フルカラーリング」にかける予算もない。)
少ない予算内で、エンジンは 96Spec と勝負できるくらいの状態にしてもらい、ボディも開口部とサスペンションの付け根部分のみスポット増しだけでなんとか済ましてしまうことにした。

前回の EK9 は、納車時には既に競技車両だった(メンテしてもらう工場で新車購入した)ため、ノーマル状態で全然乗っていなかった。
折角なので(?)、今度は 、工場に入るまで、少しの間ノーマル状態で乗り回してみた。

「市販車で最もスポーティな車」という評判の高い車両だけあって、エンジンはやはり抜群!すばらしい、の一言に尽きる。「ホンダ車に乗れて、本当に良かった」と思った。
だけど、その他は・・・ やっぱり市販乗用車だけに限界があるんでしょうね。

スーパースポーツグレードとはいえ、結局、どんな人が乗るか分からないので、安全策をとらざるを得ず、このような仕様になるのかなぁ。

コーナリング前半では後輪を軸に旋回する感じ (2速以下のタイトコーナーの場合)で、最後まで前輪の接地が失われにくいのは良いのだけど、進入での姿勢作 りがちょっと遅れ気味になる。ダンパーがちょっとへたっているのかなぁ。

ただ、一般のスポーツグレード車とは作りこみのレベルが1段以上違う感じで 、ノーマルでも結構使える。
一度新品の状態のメーカー ラインオフ ダンパーで乗ってみたいものです。

あと、気になったのは、シートがちょっと、ということ。 「例の」ドイツ製のシートで、格好は良いのだけど…
これまた、誰が乗るかわからないから仕方ないのかもしれないけど、スロットルペダルの初期位置が低すぎる(ブレーキペダルの初期位置との差がありすぎる) 。

ここまで、悪く書いてきたけど、やっぱり VTEC エンジンは最高!

こんなすばらしいエンジンの車にリーズナブルな価格で乗れる日本人は本当に幸せだと思う。
96Spec のエンジンを知らなかったら、00Spec (98Spec) でも十分すぎるくらい十分。
競技やらないなら、絶対 O/H はしなかったと思う。

(次回はようやくこのコーナーらしくなる?!?)

 

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