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■ 西尾流セッティング@名阪 C コース
前回も書いたけど、テスト当日、朝、準備が終わったとたんに大雨が降り
、路面はヘビーウェット。 KYB のダンパーは、4段調整だけど、ニードルバルブなどで減衰力を変化させるのではなく、オリフィスを 4 組持つ構造のため、「特性自体」を 4 種類持たせることができる。つまり、4 種類のダンパーを 1 本の中に組み込んだようなもの (つまり、伸/圧の最適なペアを 4 種類持たせることができる)。 この日は、1日かけて、ダンパーとスタビのセッティングだけを行うことになった。
西尾さんのセッティングの基本は、「迷う要素を減らすこと」。
今回は、まさにその「たとえば」どおりの方法でセッティングを開始。
そこで、リアスタビを 98 純正の 23mm から
EG6 用の 15mm に変更。
と、言っているうちに、西尾さんは、さっさとスタビを交換して、すぐに走れるようにしてくれる。 徐々に路面は乾き、路温も 28℃ に。さすがにこの路面温度&ハーフウェットでは、F1、R1 ではダンピング不足。
走行しているうちに、陽が出てみるみる路面が乾き、ほぼ完全ドライに。が、その割りにタイムは思ったよりあがらない。全日本九州のセッティングに来ていたK保選手も「思ったより食わないですね〜。ドライになったら、FR のタイムの上がりはかなりあると思ったのだけど」と浮かぬ顔。 そのドライ路面 (路温 34℃) を、F2、R2 で走ってみる。タイム比較のために、全日本上位を走っているK保選手が走行するのにあわせて直後に走ってタイムを比較した。
K保選手 FD3S RX7 (N3 クラス)
:57"728 乾いてくると、さすがにK保選手の RX7 は速い!
(さて、午後からの本格的な夏路面でのセッティングはどうだった??、次回を待て?!?) |
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