■ 菅生ラウンドに向けて

松本 (敏) さんのブログ読んだ?
前回、松本さんのタイヤチョイスについて書いたけど、“磐石の2連勝” の松本さんをして「何かしないと勝てない世界」ですよ。その危機感というか、切迫感というか、ホントに凄い。もちろん、これには松本さんが「今年もこいつとの一騎打ちになる」と言う黒岩君の存在があることは間違いない。
この2人の争いを見るのは、全日本での大きな楽しみのひとつ。1ファンとして見ごたえがあるというか、なんと言うか、とにかく面白い。何せ、自分も同じコースで走っているから、2人の凄さが良くわかる。
全日本ジムカーナを観戦されることがあったら、是非、この2人の争いに注目して欲しいです。

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で、自分のことはどうかというと、前回名阪ラウンドの直前に、ダンパーが劣化していることがわかった (っていうか、劣化していることに西尾さんが気づいた) ため、急遽大浜君のダンパーを借りたわけだけど、もちろんこれは一時的なものとして借りたわけです。
で、以前からオーバーホールと仕様変更をお願いしているダンパーが返って来るのが最も早くて 5 月末となることがわかり、菅生ラウンドでは使えないことになった。
菅生にも自走で行くので、大浜君のダンパーを借りていくわけには行かない (荷物を大量に積んだ自走が長いと、やはり少しは劣化する可能性があるから) ので、次回の菅生は劣化したダンパーで何とか我慢して走ることになった。辛いが、まぁ仕方ない。自分で選択した道だしね。少なくとも今年一杯はこの体制で我慢してやりくりするしかない。 (ダンパー以前の問題だろ、って言う人もいるでしょうけど(笑))

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北海道の次に長距離遠征となる菅生なので、スペアパーツを送っておく必要がある (西尾さんにサービストラックで急遽現地に来てもらうことができないからね)。
特にクリティカルな駆動系のスペアパーツは宅配便で菅生の宿に先に送っておく。ATS のカーボンクラッチは非常に高性能で気に入っているのだけど、唯一の弱点はストップリングだった。形状が改良されてきてトラブルは劇的に減ったけど、念のため、ATS さんからスペア用に 2 セットご提供いただいた分があるので、それを送っておこう。あとは、リアの慣らし済みの“パッド&ローター”のセット、フロントブレーキパッド、サイドブレーキレバーセット (ボルトやナットが破損する場合があるらしい)、ディストリビュータ、ハブボルト、ファイナルギア、・・・ など、いつものスペアパーツも一式クリアケースに入れて送っておく。

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今回は少々苦戦しそうだけど、この体制を選択したのも自分。そのおかげで良かったことも沢山あるわけだし、与えられた道具で最善を尽くすしかない。

(次回へ続く!)

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